
法律事務所のホームページ作成を進める手順と基本情報
この記事の要点
- ホームページ作成は目的と取扱分野の明確化から始める
- スマホ対応と分かりやすい予約導線の設計が相談予約につながる
- 掲載表現は所属弁護士会の規程や指針で事前に確かめる
法律事務所のホームページ作成はどう進める?
法律事務所のホームページ作成は、事務所の強みや取扱分野を正しく伝え、相談を検討している方に安心感を持ってもらうために極めて重要です。ホームページを通じて相談を予約してもらい、最終的に受任するまでの導線を作るには、あらかじめ全体の流れと必要な掲載事項を整理しておく必要があります。
この記事では、法律事務所がホームページを作成する際の手順や、掲載情報の整え方、作成を進める上での注意点について解説します。なお、ホームページによる集客の結果は地域や取扱分野、取り組み方によって異なり、成果を約束するものではありません。
法律事務所のホームページ作成を進める手順
ホームページ作成をスムーズに進め、相談予約につなげるための手順を解説します。
手順1:ホームページの目的と取扱分野を明確にする
まずは、ホームページを訪れた人に「どのような相談ができる事務所なのか」を瞬時に理解してもらうための設計を行います。事務所の得意とする分野や、主に相談を受け付けたい分野を整理します。
手順2:掲載する基本情報を整理する
相談を検討している方が、安心して連絡できるように以下の基本情報を整理します。
- 事務所名、所在地、アクセス方法
- 所属弁護士の氏名・所属弁護士会・プロフィール
- 対応時間、相談の流れ、費用に関する情報
- 相談予約・問い合わせ用のフォームや電話番号
手順3:作成方法を決定する
ホームページを作成する方法には、大きく分けて外部の制作会社に依頼する方法と、ホームページ作成ツールを利用して自作する方法があります。
外部に依頼する場合は、法律事務所のホームページ作成経験がある会社を選ぶと、業界特有の事情を理解してもらいやすくなります。自作する場合は、テンプレートを活用して費用を抑えながら作成できますが、デザインや管理の手間がかかります。
費用や工数には幅があるため、事務所の状況に合わせて無理なく続けられる方法を選択することが大切です。
手順4:問い合わせ・相談予約の導線を整える
ホームページを見た人がスムーズに相談予約へ進めるよう、問い合わせフォームや電話番号をわかりやすい位置に配置します。スマートフォンからの閲覧を想定し、タップだけで電話がかけられる設定や、入力しやすいフォームの設計を行うことが重要です。具体的な仕様や設定方法については、利用するツールの公式の案内で確かめてください。
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無料で記事を作る →ホームページ作成時によくある失敗例
ホームページを作成したものの、期待した効果が得られないケースがあります。よくある失敗例を把握し、対策を講じましょう。
専門用語が多く、一般の相談者が理解しづらい
ホームページ内に難しい法律用語や専門用語が並んでいると、相談を検討している人が内容を理解できず、離脱してしまう原因になります。相談者の視点に立ち、分かりやすい言葉で丁寧に説明することを意識しましょう。
スマートフォン表示に対応していない
スマートフォンで情報を探す人もいます。パソコン表示にしか対応していないホームページは、スマートフォンで見たときに文字が小さすぎたり、操作しづらかったりするため、相談予約を諦めてしまうことにつながります。レスポンシブ対応(閲覧する端末の画面サイズに合わせて自動でデザインが調整される仕組み)を必ず取り入れましょう。
規程に反する表現を掲載してしまう
弁護士の業務広告やホームページの掲載内容については、各種の規程や指針が定められています。表示に関して決まりがありますので、日本弁護士連合会と所属弁護士会の規程・指針で確かめてください。
信頼性を高めるホームページのコンテンツ作り
相談を検討している方は、不安を抱えてホームページを訪れます。その不安を和らげ、信頼してもらうためのコンテンツ作りのポイントを解説します。
プロフィールと顔写真の掲載
どのような弁護士が対応してくれるのかが事前に分かると、相談者の心理的ハードルは下がりやすくなります。誠実さが伝わる顔写真や、これまでの経歴、相談に対する想いなどを紹介するプロフィールページを用意しましょう。
相談の流れをステップで示す
「問い合わせをしたら、次に何をすればいいのか」「事務所ではどのような流れで相談が進むのか」をステップ形式で分かりやすく示します。相談当日の持ち物や、相談にかかる時間なども併せて記載しておくと、相談者が安心して来所できます。
費用に関する情報の透明性
費用について明確に記載されていることは、相談者が事務所を選ぶ際の重要な判断材料になります。着手金や報酬金、手数料などの項目について、どのような基準で決定されるかを説明し、金額に幅がある場合はその理由を添えて記載します。
まとめと作成後の運用
ホームページは完成して終わりではなく、公開した後の運用が大切です。
法律や制度の変更に合わせた情報の更新や、相談予約フォームが正しく動作しているかの定期的な確認を怠らないようにしましょう。
また、ホームページによる集客を検討する際は、広告とホームページの記事作りの役割の違いを理解し、役割で使い分けることが大切です。
ホームページ作成や掲載内容の表記に関する決まりについては、日本弁護士連合会と所属弁護士会の規程・指針で確かめてください。
よくある質問
- Q. ホームページの自作と外部依頼はどちらが良いですか?
- A. 予算や割ける時間によって異なります。費用を抑えたい場合は自作ツールが適していますが、デザインや運用保守を考慮すると、法律事務所の作成実績がある外部会社への依頼も有力な選択肢です。
- Q. ホームページに掲載してはいけない表現はありますか?
- A. 弁護士の業務広告には規程が存在します。表示できない事項や表現のルールについては、日本弁護士連合会と所属弁護士会の規程・指針で確かめてください。
- Q. スマートフォン対応は必須ですか?
- A. 必須と言えます。法律相談を検討する多くの方がスマートフォンから検索するため、スマホで見やすく操作しやすい設計にすることが相談予約を促す鍵となります。



